平成21年11月01日
「新政権の問題点をしっかりと指摘していきます。」
朝晩の空気がすっかり冷たくなってきましたね。季節の変わり目です。風邪などひかれませんように、くれぐれもご自愛ください。
さて、臨時国会では昨日からの代表質問を皮切りにいよいよ本格的な論戦がスタートします。
先の鳩山総理の所信表明演説は、異例の長さでしたね。政権発足後、議会や国民に向かって初めてまとまった演説をする機会であっただけに、相当に張り切って臨まれたということでしょう。
その意欲は大いに買いたいと思いますが、正直な感想を申し上げると、全体にあまりに情緒的で、これから難題と格闘していく新政権の「所信」としてはあまりにも具体性に欠けていたと感じました。
特に気になりましたのは、経済政策についても、外交、防衛政策についても、喫緊の課題について具体的な言及がなかったことです。政権発足後、二ヶ月近く立っても、こういった重要案件に関して政策調整が十分に進んでいないということが見てとれます。
民主党はマニフェストを遵守することばかりに汲々としているようですが、その間、実体経済は再び厳しい状況に追い込まれつつあります。景気対策のための補正予算をバッサバッサと切り捨てていることの悪影響が出なければいいがと心配です。
新政権の政策のうち、唯一、景気回復に役立つかもしれないものは、マニフェストの目玉事業とでも言うべき「子育て手当て」なのでしょう。しかし、それが配られる前に、経済全体が急速に悪化し、二番底に落ち込む恐れすらでてきています。
国会での論戦では、こういった「成長戦略の欠如」、あるいは「財政規律の欠如」、「外交防衛政策の迷走」について厳しく追及していくことになります。
米軍再編問題にしても、アフガンへの支援策にしても首相と外相と防衛相の言うことがバラバラで、まったく方針が統一されておりませんね。そのせいで、沖縄の現場も混乱しているようですし、米側からも、「もはや日本は中国よりもやっかいな国になった」と言われている始末です。
このままでは、我が国の外交、防衛の基軸である日米関係に亀裂が生じるばかりでなく、そのことが国際社会での存在感の低下にもつながっていくのではないかと懸念されます。
国会では、こういった新政権の外交姿勢もしっかりと質していきたいと思っています。



