〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 岩屋たけしのメールニュース  
「T's e-mail」<第459号>2011.4.26
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆岩屋たけしからのメッセージ☆

  「政治のメルトダウンだけは避けなければならない。」

こんにちは、岩屋たけしです。

統一地方選のすべての日程が終了しました。まずは激戦を勝ち抜
かれて当選をされた皆さんに心よりお祝い申し上げたいと思いま
す。また、健闘むなしく目的を達することができなかった方々に
は、捲土重来を期しての今後のご活躍を心よりお祈り申し上げま
す。

投開票日の夜というのは、いつも心乱れます。私も過去に二回の
落選経験がありますから。当選者の万歳の姿よりも、落選者の姿
にいつも目が引きつけられる。「辛いだろうなぁ。。明日からが
大変だろうなぁ。。」と心情を察している間に、だんだん心が沈
んでいってしまいます。

しかし、肝に銘じなければならないことは有権者の審判は重い、
ということです。「民の声は天の声」です。勝ちに不思議な勝ち
はあっても負けに不思議な負けはない。負けるには負けるだけの
理由がある。だから、人のせいにしている間は立ち直れない。
辛く厳しい日々の中でそのことに思いが至った時に始めて光明が
差してくる。

7年の浪人期間中、私がことあるごとにめくっていた座右の書が
西郷隆盛先生の「南洲遺訓」です。その中にこういう言葉があり
ます。

「人を相手にせず天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし、
人を咎めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし」

成功しないのは誰のせいでもない。「天の声」である「民の声」
をいただけないのもまた誰のせいでもない。自分の誠心誠意に欠
けるところがあるからだ。だから、あの人がこうだった、どうだ
ったと「人」のせいにしている間は道は開けない。あくまでも
「天」を相手にし、己自身を見つめ、誠心誠意を尽くしていきな
さい。そういう教えですね。

ボロボロになるまで何度も何度も繰り返し読んだ言葉でしたが、
その意味がおぼろげなりとも感得できるようになるまで、恥ずか
しながら5年近い歳月を要しました。辛く苦しい浪人期間でした
が、今となってみればまさしく天与の試練だったと思います。
私は落選した方にはお手紙を添えてこの「遺訓」をお届けするよ
うにしています。同志の皆さんの再起を心から祈る次第です。

さて、国会はこれから連休中も開催して復興のための第一次の補
正予算を審議することになります。政府与党案に対して自民党は
歳出、歳入の両面で不十分な点があるとして対案を用意しました。
審議を通じて修正を迫りたいと思いますが、そうは言えどもあま
り長い時間をかけているわけにもいきません。注文をつけつつも
早期の成立には協力するということになると思います。

目下、非常に心配しておりますのは、第一次補正予算の成立直後
から、与野党双方に菅総理の進退を巡って「政局」がらみの動き
が出てくるのではないかということです。もちろん、震災対応で
菅総理や民主党政権に多くの問題点があることは事実です。国民
の皆さんもそれを感じておられるから、先の地方選においても総
じて民主党に辛い点をつけたのでしょう。

しかし、だからといって復旧、復興の作業に目処が立っていない
この段階で、またしても総理大臣をすげ替えるということがあっ
ていいものかどうか。「問責決議案」や「内閣不信任案」を巡る
攻防でたとえ一時期であっても政治に空白状態を生じさせていい
ものかどうか。単に総理を辞めさせるだけでは何の解決にもなら
ない。誰を後継にしてどういう内閣を作り、そこで何を決めてい
くのか。そこまで考えていなければ、無責任の謗りを免れないと
思います。

仮に問責決議が可決されれば、野党は参議院での審議を拒否する
ことになる。おそらく総理は開き直るでしょう。しからば今度は
内閣不信任案だということになって、民主党内の抗争が始まる。
可決されれば総辞職しかないから、民主党は代表選をやらざるを
えない。国会はその間、ストップする。この非常時にそんなこと
をやっている暇があるのか。国民はもとより、世界がこのドタバ
タ劇を見ていったいどう思うか。。。

被災地の皆さんも国民の皆さんも今の総理や政権の対応には多く
の不満を抱いておられるでしょう。しかし、だからといってここ
で政局や政争を見たいとは思っていないはずです。解散総選挙を
やればすっきりするのでしょうが、東北地帯は地方選挙すらでき
なかったのに、国政選挙などできるはずがない。所与の現実の中
でなんとかこの国難を乗り切る方策を与野党が知恵を絞って考え
出していくしかない。

今回の大震災は日本の政治状況を一変させたのだと思います。も
う震災前の状況には戻れないし、戻るべきでもない。その認識を
欠いた政治行動が国民の共感を得るとは私は思わない。大多数の
国民の皆さんにしてみれば、当面の間は与党も野党もない。民主
党も自民党もどうでもよい。とにかく今こそ政治の力を総結集し
て事態の打開に当たって欲しい。そういうことではないでしょう
か。

国家的非常時の最中にリーダーシップを発揮すべき政治が機能不
全に陥る。そういう日本の政治のメルトダウンだけは絶対に避け
なければならないと強く決意しているところです。

ではこの辺で。長くなりました。お許しを。来週までどうぞお元
気でお過ごしください。

                  衆議院議員 岩屋 毅
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
この岩屋たけしのメルマガは、名刺交換などでメールアドレスを
知った方々にご送付しています。ご意見ならびにメルマガ配信の
中止等のご連絡は info@t-iwaya.com までお願い致します。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
発行:岩屋たけし事務所
事務局へのメールはmailto:info@t-iwaya.com
編集:岩屋恒久
★岩屋たけしホームページ★ http://www.t-iwaya.com
★岩屋たけしツイッター★ http://twitter.com/takeshi108
★youtube★  http://www.youtube.com/user/takechan108
==========================================================
□■岩屋たけし事務所■□
■国会事務所 〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2
衆議院第二議員会館1209号 電話03-3508-7510 FAX03-3509-7610
■別府事務所 〒874-0933 大分県別府市野口元町1-3
    富士吉ビル2階  電話0977-21-1781 FAX0977-21-1799