〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
 岩屋たけしのメールニュース  
「T's e-mail」<第473号>2011.10.21
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆岩屋たけしからのメッセージ☆
「対決よりも協調によって成果を生み出すべし。」
☆編集後記☆
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
☆岩屋たけしからのメッセージ☆

「対決よりも協調によって成果を生み出すべし。」

こんにちは、岩屋たけしです。朝晩の風が日に日に冷たくなって
きています。体調を崩されないよう、くれぐれもご自愛いただき
たいと思います。

さて。10月20日から臨時国会がスタートしました。会期は1
2月9日までの51日間です。東日本復興のための第三次補正予
算が最大のテーマですが、他にも重要案件が目白押しです。与野
党が知恵を出し合い、議論を尽くし、実りある国会にしていかな
ければなりません。

補正予算については、その償還方法と財源が最大の焦点となりま
す。財源を作る方法は基本的には四つしかありません。歳出の削
減、基金等の取り崩し、政府保有の株などの資産の売却、そして、
増税です。もっとも望ましいのは「増収」ですが、これはあらか
じめ見積もることができませんので、財政規律を考えれば、上記
の方法を組み合わせて案を作る以外にありません。

補正の規模は10兆円を超える巨額なものになりますので、どう
しても足らざる部分は増税に依るしかありません。問題はその規
模、手法、期間をどうするかです。政府与党の当初案は、「タバ
コ税、法人税、所得税などの組み合わせで、期間は10年間とす
る」というものでしたが、その妥当性を巡ってこれから与野党間
で激しい議論と調整が行なわれることになります。

増税規模は少なければ少ないほうがいいに決まっています。また、
期間が長ければ長いほど単年度の負担は軽減されますので、消費
や経済に与えるダメージも軽減されます。とはいえ、あまりに長
い償還期間を設定すれば、ツケを次世代に残すことになり、財政
規律上も好ましくありません。自ずから現役世代が見通せる範囲
での償還期間が設定されることが望ましいと考えます。

我々の提案のポイントは大きく分けて二つになると思います。
ひとつは「復興予算を一括特別会計にして出入りを厳重にチェッ
クし、便乗増税や無駄な出費を防ぐ仕組みを講じること」。
もうひとつは、「港や道路、橋、鉄道など多くのインフラの再生
に関しては償還期間の長い建設国債を当てること」。そうすれば、
増税幅を小さくし、単年度の負担を軽減することが可能になるか
らです。

各種の世論調査によれば、半数以上の方が「復興のための増税」
に思いのほか寛容です。それは多くの国民の皆様が被災地に思い
を馳せ、多少の犠牲を払ってでも復興のために役に立ちたいと考
えておられるからでしょう。誠に有難く尊いお気持ちだと思いま
す。しかし、その一方で、増税が日本経済や国民生活にどのよう
な影響をもたらしていくのかを慎重に検討しなければなりません。

それでなくとも、急激な円高によって国内の輸出産業には大きな
負荷がかかっています。せっかく引き下げた法人税を臨時で増税
することになれば、それもまた大きな負担となるでしょう。所得
税や住民税の増税が消費行動にどのような影響を及ぼすのか。
タバコ税の昨年に引き続いての大幅値上げが税収全体にどう跳ね
返ってくるのか。これらを慎重に見極める必要があります。

被災地以外の地方の建設関連業界は公共事業の相次ぐ削減に悲鳴
を上げています。もちろん、事業内容は厳しく精査しなければな
りませんが、地域の経済振興や国際競争力向上の観点からも、ま
た、防災の観点からも、必要不可欠な事業は着実に進めていかな
ければなりません。そのための財源も手当てするということにな
れば、来年度本予算の編成も大変に窮屈なものになっていきます。

これに加えて、「税と社会保障の一体改革」についても一定の方
向を示していかなければなりません。高齢化が進行する中、現行
の社会保障水準を維持するためには安定的な財源の確保が必要で
す。具体的にはこれを「消費税」に求める以外にないと考えます
が、「復興増税」が当面の間続くと想定される中で、消費税の値
上げが果たしてどのようなスケジュールで可能となるのか。これ
もまた困難を極める課題です。

外交面では二つの大きな課題に直面しています。ひとつは「普天
間移設問題」。もうひとつは「TPP問題」です。それぞれ「日
米関係」を大きく左右する問題ですが、それ以上に、我が国の安
全保障戦略や経済成長戦略の根幹を左右しかねない重大問題です。
政権与党のみならず、国政全体として、遠からず何らかの「決心」
が求められる課題でもあります。

大事なことは、これらを決して「政争の具」にしないことだと思
います。これほど多くの難題が山積しているのは民主党政権のこ
の二年間の体たらくに大きな原因があることは言うまでもありま
せんが、問題の多くは自民党政権時代にも解決できなかった問題
であるか、あるいは、我々が政権を奪還したとてすぐに直面し、
解決を迫られる問題だからです。

何も決められない政治が続いていけば、復興が遅れるばかりでは
なく、経済は低迷し、外交は停滞し、いたずらに国力を消耗する
ばかりとなります。それだけは断じて避けなければなりません。
ここは「対決」よりも「協調」によって成果を生み出す国会を目
指すべきだと思います。与野党ともに度量と力量が試される国会
であることを肝に銘じて頑張ってまいる所存です。

ではまた。どうぞお元気でお過ごしください。

                  衆議院議員 岩屋 毅
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
《編集後記》
皆さん、こんにちは。今日の大分は朝から激しい雨が降り続いて
います。明日からは別府公園で「第35回大分県農業祭」などの
イベントが開催されますが、雨が上がることを願っています。
また、同時に「音楽タウン音楽会」や「大分県畜産共進会」「べ
っぷダンスフェスタ」なども開催されますので、お時間のある方
は是非別府公園に足を運んでみてはいかがでしょうか?
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
この岩屋たけしのメルマガは、名刺交換などでメールアドレスを
知った方々にご送付しています。ご意見ならびにメルマガ配信の
中止等のご連絡は info@t-iwaya.com までお願い致します。
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
発行:岩屋たけし事務所
事務局へのメールはmailto:info@t-iwaya.com
編集:岩屋恒久
★岩屋たけしホームページ★ http://www.t-iwaya.com
★岩屋たけしツイッター★ http://twitter.com/takeshi108
★youtube★  http://www.youtube.com/user/takechan108
==========================================================
□■岩屋たけし事務所■□
■国会事務所 〒100-8982 東京都千代田区永田町2-1-2
衆議院第二議員会館1209号 電話03-3508-7510 FAX03-3509-7610
■別府事務所 〒874-0933 大分県別府市野口元町1-3
    富士吉ビル2階  電話0977-21-1781 FAX0977-21-1799